マッサージと整体の違いについて
マッサージは受けたことあるけど、整体院などは初めてという方も多いのではないでしょうか。
こちらのページではマッサージと整体院のメリットや効果の面から違いを説明いたします。
1.治療効果の違い
整体は骨や関節の位置を正常な位置に戻すことで体が機能的に美しい動きをしてくれます。
分かりやすい効果として背骨や手足が動きやすくなり体が軽くなり、いわゆる猫背が伸びることで歩き方も変わるのでウエストやヒップラインに変化が出てシルエットも美しくなります。
筋肉・血管・神経などの流れが良くなり体が持っている回復力がしっかりと働いて、体のハリ、コリ、痛みを取り除いてくれるのです。
マッサージでは
元々リラックス、慰安を目的としたマッサージは施術中は気持ちよく、リラクゼーション効果が見込めます。
施術後は少し体が眠いような気だるくボーっとした感じになり施術が終了後も「あ~気持ちよかったなあ~」とその場限りの気持ち良さになりがちです。このようにマッサージは残念ながら効果が長時間持続しないことも特徴です。
※当院では慰安マッサージの提供は行っておりませんので予めご了承ください。
2.施術の内容の違い
一般的な整体の考え方では体の不調の根本的な原因は体の骨の歪みであると考えます。
体は日常生活の姿勢やクセで関節や骨の位置がズレて歪んでしまいます。
一昔前はバキバキ・ボキボキが整体の主流でしたが最近は強い力や衝撃に頼らずに柔らかくやさしい刺激で、体の骨や関節、骨盤の歪みを正しい位置に戻すことで体を機能的に美しく動かせて快適な日常生活を送ることが出来ます。
マッサージでは
マッサージの施術は筋肉の張りや、コリ固まった筋肉を揉みほぐして疲れを和らげることが目的になります。
例えばスポーツで使い過ぎて疲れの溜まった筋肉を揉みほぐします。
時には強引に筋肉の繊維をつぶすことで筋肉が傷付いて痛み、その後余計に固くなる現象が起こります。これをモミ返しといいます。
もみほぐしに関しては技術的には難しいことはありません。ですがが、医学的な知識なく行うと事故や危険が伴いますので施術を受ける際には注意が必要です。
3.資格に関する違い
鍼灸師・マッサージ師・柔道整復師は3年以上学校に通い、厳しい国家試験に合格した者のみに与えられる医師と同じように国に認められた医療資格となります。
勉強は骨200本、筋肉400以上、ツボの数も360以上も覚えて更に体の機能や病気などもしっかりと勉強してきています。
施術はできる限り国家資格を持っている方にしてもらうことを強くお勧めします。当院のスタッフは全員いずれかの国家資格を取っているので安心して施術を受けて頂けます。
マッサージでは
マッサージ店、特にタイ式やリラクゼーションや「もみほぐし」の施術者はほとんどが国家資格を持っていません。
2週間くらいの研修で施術に入るのが実情で体の知識も資格もなくても平然と行われています。現在のところ法的には医療行為(治療)をしなければ違法にはなりませんが、2週間前素人だった人間が整体師やセラピストと名乗り体を触っている現実は恐ろしく感じます。
受け手側も注意と確認をする必要があるかもしれません。